1978年にイタリアのミラノに誕生した「ヴェルサーチェ」。
デザイナーのジャンニ・ヴェルサーチェが立ち上げたもので、ミニマルでパワフルなスーツや、イタリアのバロック調のフォークロワ・ルックで時代を席巻しました。ジャンニは当時のファッション・シーンのポップ・アイコンで、ファッション・ビジネスを急激に先鋭化したひとりでもあります。
こちらは、そんなヴェルサーチェのフレグランス・ラインから、2018年に発売されたメンズ香水です。
オリジナルは、2012年に発売されて、海外でメガ・ヒットを記録したメンズ香水の「エロス」で、今回はそのシリーズ物のなかの一品となっております。オリジナルが日本ではマイナーなので、このシリーズ物も比較的レアなアイテムとなっております。
ちなみにオリジナルはオー・デ・トワレ(EDT)ですが、今回はオー・デ・パルファム(EDP)です。
香りは、明るめなアロマティック・シトラス・スウィートの香調がベース。フレイム(炎)というコンセプトに見合ったようなアイテムにしあげられております。
マンダリン・オレンジ、ブラックペッパー、キノット、レモン、ローズマリーなどが、すがすがしいシトラス・ハーバルを香り立たせるトップから、
ペッパー、ゼラニウム、ローズなどが、スタイリッシュなスパイシー・フレッシュを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはバニラ、トンカビーンズ、サンダルウッド、シダーウッド、パチョリ、オークモスなどが、リッチなバニリック・ウッディー・スウィートをただよわせて、セクシーなセダクションをアピールしてくれそうです。
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