こちらは、水の都ベネチアに着想を得た「庭園」シリーズ第6弾として誕生した、フローラル ウッディ調のフレグランスです。
エルメスの香水クリエイティブディレクター、クリスティーヌ・ナジェルによる初の「庭」をテーマにした作品。
この香水は、夜明け前の静かなベネチアを想わせる、やさしく幻想的な香りです。潮風にそよぐラグーンの植物たちの香りが繊細に重なり合い、まるで秘密の庭に迷い込んだような感覚に包まれます。
アッケシソウ(サリコルニア)の潮っぽさ
トベラのクリーミーで花蜜のような甘さ
マドンナリリーの清らかで上品な華やかさ
モクレンのしっとりとした柔らかさ
それらがウッディノートと調和し、自然と静けさ、そして気品を感じさせる香りが完成します。
肌に乗せた瞬間、風に揺れる水辺の植物の息吹とともに、静けさと透明感に満ちた幻想的な情景が広がるような香水です。